はじめに
「見積もりも在庫も、結局エクセルと紙の二重管理」。相模原市の製造業の現場でよく聞く悩みです。この記事でわかることは次の3点です。
- AppSheetとは何か、なぜ中小製造業に向くのか
- 相模原市の製造業A社が月20時間削減した具体的な手順
- 導入前に確認すべき注意点とよくある失敗
AppSheetとは?なぜ製造業の現場に向くのか
AppSheetとは、Googleが提供する、プログラミング不要でスマホ・タブレット用の業務アプリを作成できるノーコードツールです。 スプレッドシートをデータベースとして使えるため、既存のエクセル台帳をほぼそのまま活かせます。
紙とエクセルの二重管理が生む3つのムダ
製造業の現場では、在庫台帳・工程管理表・見積書がそれぞれ別々の紙やエクセルで管理され、同じ数字を何度も転記する二重入力が発生しがちです。転記ミス、集計の手戻り、現場と事務所の情報タイムラグという3つのムダが常態化します。
スマホで完結する仕組みへの置き換え
AppSheetを使えば、現場の作業員がスマホで在庫数や工程の進捗をその場で入力し、事務所側は自動集計された画面をリアルタイムで確認できます。紙の伝票を持ち帰って清書する作業自体がなくなります。
ひとことまとめ:AppSheetは、既存のエクセル台帳を土台に、現場入力から事務所集計までをスマホ1台で完結させる仕組みです。
自社の場合はどうなる?と思った方は、無料相談からお気軽にどうぞ。
相模原市の製造業A社が月20時間削減した事例
CREWの支援実績では、相模原市の金属加工業A社(従業員20名規模)は、紙の日々の生産日報とエクセルの在庫台帳を二重で管理しており、月末の在庫集計だけで担当者が1日を費やしていました。
導入から3週間で成果が出た理由
在庫入力と工程報告をAppSheetアプリに一本化したところ、導入から3週間で月20時間の事務作業を削減しました。理由は単純で、現場が入力したデータがそのまま事務所の集計表になり、転記そのものが不要になったためです。
費用感の目安(表)
| 項目 | 目安 |
|---|---|
| AppSheet利用料 | 1ユーザー月額1,000〜1,500円程度〜(プランによる) |
| 設計・開発支援(伴走型) | 案件規模により変動、初期相談は無料 |
| 運用定着支援 | 月次サポートとして別途相談可 |
具体的な金額は業務範囲によって変わるため、まずは概算費用を無料相談で確認するのが現実的です。
ひとことまとめ:相模原市の金属加工業A社では、AppSheet導入から3週間で月20時間の事務作業を削減しました。
よくある失敗・注意点
導入時にありがちな失敗は、いきなり全業務をアプリ化しようとすることです。CREWが支援した現場でも、最初から在庫・工程・見積もりを同時に置き換えようとして現場が混乱した経験があります。まずは最も転記の多い1業務に絞って小さく始め、現場が使い慣れてから対象を広げるのが定着への近道です。世の中では「DX」という言葉が先行しがちですが、その前に必要なのは、こうした地に足のついたデジタル化の一歩です。
よくある質問
Q1. AppSheetは無料で使えますか? 基本機能は無料枠でも試せますが、業務利用では有料プランが一般的です。ユーザー数や機能により月額1,000円台からが目安です。
Q2. エクセルが苦手な現場でも使えますか? 使えます。入力画面はボタンやプルダウン中心に設計できるため、エクセル操作が苦手な方でもスマホで直感的に入力できます。
Q3. 導入にはどれくらいの期間がかかりますか? 業務範囲によりますが、1業務に絞った小規模導入であれば、CREWの支援実績では2〜3週間程度での稼働開始が目安です。
まとめ
相模原市の製造業がAppSheetで月20時間の削減を実現した事例を紹介しました。ポイントは、既存のエクセル台帳を活かせること、現場入力と事務所集計を一本化できること、そして1業務から小さく始めることの3点です。紙とエクセルの二重管理に心当たりがある方は、まず現状の棚卸しから始めてみてください。